六枚屏風岩は、大規模の土柱が並列する特異な崖の地形として天然記念物に指定されたものである。
奥多摩山地の麓に南北に広がる丘陵をつくる礫層(加住礫層)が、秋川の洪水時の激流によって急な崖をつくり、更に浸食されて、後退していく過程で、ほぼ等間隔に高さ10メートル以上の六つの土柱が形成され、それが六枚折り屏風に見立てられ六枚屏風の俗称が与えられた。この土柱は六枚屏風として、文政四年(1821)の『武蔵名勝図会』に描かれている。このうち、現在、第四柱が消失している。
六枚屏風岩の崖では、数百年以上前から土柱が成長、崩壊を繰り返したと推定され、自然環境の移り変わりを知るうえで貴重な文化財である。
住 所 | 東京都あきる野市引田1774 |
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電話番号 | あきる野市観光協会 042-596-0514 |
アクセス | 車:圏央道あきる野ICより約6分 電車・バス:JR五日市線 秋川駅から西東京バスサマーランド、もしくは京王八王子行きに乗車して「サマーランド」下車、徒歩15分 |
駐車場 | |
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